NNT就活生は既卒・第二新卒も考えるべき?ゲーム業界志望者の就活終盤の内定獲得戦略
【25卒】就活終盤でも大丈夫!ゲーム会社への攻め方を考えます
就職活動を棚卸しする
まず、これまでの就職活動を振り返り、自分がどのようなアプローチをしてきたのかを整理することが何より大事です。たとえば、「応募した企業は何社でそのうち何社の書類選考通過したか」「選考で通過したものと落ちたものの違いは何か」など、選考結果の分析を行いましょう。これは自己反省のためではなく、あくまで今後の戦略を立てるための作業です。
- 選考通過・不通過の原因を分析する
- 面接官からどのような質問を受けたか。
- ポートフォリオや履歴書で評価された点、逆に指摘された点。
- 技術試験や提出課題で何が求められていたか。
- 応募先の選定基準を振り返る
- 応募先が大手企業や有名企業に偏っていなかったか。
- 自分のスキルや経験がその企業にマッチしていたか。
- 自分のスキルと志望動機の再確認
- 自分が得意とする分野の応募先を選んでいたか。
- 志望動機がその企業に適切だったか。
たとえば、デザイナー志望の方が過去の選考で「スキルが不足している」と評価された場合、基礎画力など短期間での改善が難しい課題なら25卒は諦めて26卒を見越すことも考えた方がいいかもしれません。Photoshopなどのデジタルソフトの操作に慣れてなかったり、単純にポートフォリオに載せている作品数が少ないだけなら、短期集中すれば克服可能です。一方、「志望動機が浅い」と見なされた場合は、その企業がどのような人材を求めているのかをリサーチし、具体的なエピソードを盛り込むことで改善できます。
また、自分一人で分析するのが難しい場合は、信頼できる第三者に相談するのも有効です。学校のキャリアセンターのスタッフやゼミの教授、業界に詳しい友人や先輩に話を聞いてもらうことで、具体的な改善ポイントが得られることがあります。ゲーム業界の基準をよく知る人に相談すると、自分では気づけなかった改善点が見つかることが多いです。
中小企業、地方企業、ベンチャー企業に応募先を広げる
ゲーム業界での就職活動がうまくいかない理由の一つに、「応募先の選び方が狭すぎる」というケースがあります。特に、大手企業や有名タイトルを手掛ける会社に応募が集中しがちです。しかし、こうした競争率の高い企業だけにこだわると、書類選考に通過できず、どんどんモチベーションが下がり続けるというのがよくあるパターンです。
この段階では、視野を広げて中小企業や地方企業、ベンチャーのゲーム会社を応募先に含めることが重要です。大手企業にはないメリットがこれらの企業にはたくさんあります。
中小企業や地方企業のメリット
中小企業や地方企業では、応募者が少ないため、採用担当者が一人ひとりの応募書類に目を通してくれます。大手企業で書類選考で落とされた場合でも、中小企業では面接まで進める可能性は高まります。たしかに、中小企業や地方企業は給料が低かったり、福利厚生が充実していない会社も多いですが、転勤がなかったり、狭い人間関係の中で仕事ができるのはゲーム制作に打ち込める環境ともいえます。
ゲーム業界で転職を考えたときにも、中小企業の場合は部署や職種を超えて仕事に携われたりもするため、キャリアの幅を広げる上でプラスとなるでしょう。
ベンチャーのゲーム会社を狙う
ベンチャーのゲーム会社は、設立して間もないため知名度が低く、競争率が低い傾向があります。また、社員数が少ないため、採用されればプロジェクトの中心メンバーとして活躍できる可能性が高まります。こうした環境では、早い段階から大きな責任を任されることが多く、スキルアップのスピードが速くなることも期待できます。
さらに、ベンチャー企業は柔軟な採用基準を持つことが多く、学歴や職歴よりも、ポートフォリオやスキル、意欲を重視する傾向があります。もしこれまでの選考で「学歴フィルター」や「経験不足」で苦しんできたのであれば、こうした企業をターゲットにすることで大きく道が開けるかもしれません。
これからの応募方法
これらの企業を見つけるには、以下のような方法を試してみてください。
- 自社ホームページを直接チェックする
- 多くの中小企業や地方企業は、採用情報を大手就職サイトに掲載していません。これは、コストを抑えるためです。こうした企業は自社のホームページやブログ、SNSなどで採用情報を公開していることが多いです。直接チェックすることで、他の応募者が気づいていない求人情報を発見できるかもしれません。
- 問い合わせフォームを活用する
- ホームページに採用情報が載っていなくても、問い合わせフォームやメールで直接質問することが可能です。これにより、「現在は採用を行っていないが、応募してくれたので検討したい」という流れになることもあります。応募者が少ない分、採用担当者が珍しがってくれる可能性もあります。
「内定ない」理由をポジティブに伝える
25卒のこの時期、企業側は「なぜこのタイミングまで内定が取れていないのか?」という疑問を抱く可能性が高いです。この疑問を払拭するためには、選考時に就職活動を続けている理由を前向きかつ説得力のある形で伝える準備が必要です。ただし、企業に悪い印象を与えないよう、理由の伝え方には注意が必要です。
企業が懸念するポイントを理解する
企業が「なぜ今まで内定が取れていないのか?」を気にする背景には、以下のような懸念があります。
- 就職活動に対する意識が低いのではないか
- 仕事に対する適性や能力が不足しているのではないか
- 特にゲーム業界では、専門スキルや即戦力が求められるため、実力に疑問を持たれることがあります。
- 何か体調面やメンタル面でトラブルを抱えているのではないか
これらの懸念に対して、(たとえそうだとしても)「実際にはそうではない」ということを伝えるのが、この時期の選考を突破するカギです。
ポジティブな就活継続理由を準備する
内定がない理由は、事実を基にしつつ、前向きなストーリーに変換することが重要です。以下は、ポジティブに伝えられる例です。どの理由であっても、「だからこそ、今は御社で全力を尽くしたい」という結論につなげることが大切です。
- 学業やアルバイトに集中していた場合
- 「ゼミでの研究をなんとしても成功させたいと思い集中していたため、就職活動に取り組む時間が取れませんでした。〇月に落ち着き時間がとれるようになったので、急ピッチで就職活動をはじめたところです」
- 人気企業ばかりに応募していた場合
- 「大手のコンシューマー企業ばかりに応募を進めてきました。結果として、この時期の選考となりましたが、後悔はしていません。現在は、自分の強みを活かしたいという軸で御社のような企業を志望しています」
- 経済的な理由で方針を変えた場合
- 「当初はフリーランスで活動する予定でしたが、安定した収入を得たいと考えた結果、就職希望に変更しました。御社のようなチームワークを重視する温かい環境でゲーム制作に取り組みたいです。」
正直さと前向きさのバランスを取る
この時期の選考では、正直に話すことも好印象を与えるポイントになります。ただし、正直すぎてネガティブな印象を与えるのは避けたいところです。
たとえば、これまで選考に落ち続けてきた場合でも、「過去の選考を通じて、自分の課題が明確になりました。その課題を克服するために努力を重ねた結果、今は自信を持って応募しています」と伝えることで、前向きな姿勢をアピールできます。
企業に響く伝え方のコツ
企業に対して内定がない理由を伝える際は、相手の立場に立った説明を心掛けることが重要です。採用担当者は、応募者が募集ポジションで活躍できるかを重視しています。そのため、理由を説明した後は、以下のように貢献意欲をアピールしましょう。
- 「御社が取り組んでいる○○という分野に大変興味があり、これまで培った△△のスキルを活かせると考えています。」
- 「これまでのゲーム制作の経験を踏まえ、御社の〇〇プロジェクトに迅速に対応できる準備が整っています。」
就職活動を続けている理由を伝える際は、相手に「それなら仕方ない」と納得してもらうことが目標です。そのためには、理由をポジティブに変換し、自分の強みや意欲を伝えることが欠かせません。
大学や専門学校のキャリアセンターを活用する
就職活動が厳しい時期に差し掛かった今だからこそ、大学や専門学校のキャリアセンター、あるいは指導教員を頼ることが大きな助けとなります。これまで個人での就職活動がうまくいかなかった場合でも、学校のリソースを活用することで新たな道が開ける可能性があります。
キャリアセンターを利用するメリット
大学や専門学校のキャリアセンターは、学生の就職活動を支援するために設置された専門部署です。ここでは、以下のようなサービスが提供されています。
- 求人情報の提供
- キャリアセンターには、一般的な求人サイトでは公開されていない「非公開求人」が集まることがあります。これには、企業が特定の大学や専門学校の学生に絞って募集をかけている場合も含まれます。
- 書類や面接の指導
- 履歴書や職務経歴書の添削、面接練習など、選考に必要なスキルを磨くサポートを受けられます。
- 企業との橋渡し
- キャリアセンターが直接企業とつながっている場合、学生の推薦を行うことで選考を有利に進めることが可能です。
キャリアセンターの活用法
キャリアセンターを有効活用するためには、次のようなポイントを意識しましょう。
- 早めに相談する
- キャリアセンターのスタッフは、多くの学生の就職活動を支援してきた経験があります。そのため、現在の就活状況を率直に伝え、アドバイスをもらうことが重要です。遅れを取り戻すための具体的なプランを提案してくれることもあります。
- 非公開求人を確認する
- 非公開求人は、競争率が低いことが特徴です。キャリアセンターを通じて応募することで、他の学生よりも有利な状況で選考に臨むことができます。
- 学校推薦の求人を確認する
- 学校推薦の求人は、企業側が「信頼できる学生」を求めてキャリアセンターに依頼しているケースが多いです。この場合、推薦を受けることで書類選考が免除されることもあります。
指導教員を頼るメリット
指導教員やゼミの教授も、ゲーム業界とのつながりを持っていることがあります。特に、卒業生が業界で活躍している場合、そのネットワークを通じて求人情報を得られることがあります。教員は、自分の研究分野に関連する企業やプロジェクトについて詳しい場合が多いため、具体的なアドバイスをもらえる可能性があります。また、教員が推薦状を書いてくれることで、選考時の信頼度が上がる場合もあります。
- 「ゲーム業界に進みたいのですが、ゼミで学んだ内容をどうアピールすればいいですか?」
- 「これまでの就活がうまくいっていないので、業界に詳しい卒業生に相談したいです。」
自社ホームページを活用した企業探し
就職活動が厳しい終盤戦に差し掛かった今、自社ホームページを活用して企業を探す方法は効果的です。特にゲーム業界では、採用情報を大手の求人サイトに掲載せず、自社ホームページや独自の方法で募集を行う企業が少なくありません。これを見逃さないことで、他の応募者と差をつけるチャンスが生まれます。
なぜ自社ホームページが狙い目なのか
自社ホームページにのみ採用情報を掲載する企業には、以下のような特徴があります。
- コストを抑えたい中小企業が多い
- 大手の求人サイトに掲載するには高額な費用がかかります。そのため、特に中小規模のゲーム会社は、自社ホームページでの募集に絞っていることが多いです。
- 応募者が少ない
- 大手の求人サイトを利用する企業と比べて、応募者の数が圧倒的に少なくなります。その結果、選考の競争率が低くなり、採用される可能性が高まります。
- 企業の本音が見える
- 自社ホームページの採用ページには、その企業がどのような人材を求めているのかが詳細に記載されていることが多いです。これは、求人サイトのテンプレート的な情報よりも具体的で、企業の本音に近いものです。
自社ホームページの探し方
効率的に自社ホームページを見つけるためには、本サイトのゲーム会社一覧をご活用ください。
問い合わせフォームから応募する
自社ホームページに採用情報が掲載されていない場合でも、問い合わせフォームを通じて直接質問するのは有効な手段です。
例文:問い合わせのテンプレート
25卒新卒採用に関するお問い合わせ
本文:
はじめまして。私は現在、大学4年生でゲーム業界の〇〇職を志望している○○と申します。
貴社の制作するタイトルに深く感銘を受け、ぜひ貴社で働きたいと考えております。
現在、採用活動を行っているかどうかをお伺いしたく、メールをお送りしました。
もし募集を行っている場合、応募方法や必要な書類についてご教示いただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
このような問い合わせを送ることで、企業が採用活動を再開するきっかけになることもあります。また、「今は採用はストップしているが、再開したら連絡するので一旦応募書類を送ってほしい」と言われる場合もあります。
自社ホームページからの応募で気を付けたいこと
自社ホームページからの応募は、企業ごとに応募方法が異なるため、応募要項をしっかり確認する必要があります。また、応募フォームがない場合でも、問い合わせフォームやメールで丁寧にアプローチすることが大切です。雑なメールや適当な志望動機では、せっかくのチャンスを逃してしまう可能性があります。
また、何年も自社ホームページが更新されていないゲーム会社もあるかもしれません。応募しても返信がなくても落ち込まないことが大事です。1週間待って返信がなければ諦めて次々に応募していきましょう。会社の電話番号がわかれば、直接電話で問い合わせてみるのも手です。
25年での就職を諦めたときの選択肢(既卒、第二新卒、アルバイト、派遣)
既卒・第2新卒としての応募を検討する
25卒としての就職活動で内定を獲得できなかった場合でも、諦める必要はありません。既卒や第2新卒枠を活用して、再び挑戦する道があります。 ゲーム業界ではスキルやポテンシャルが重視されるため、学校を卒業したあとでも(既卒や第2新卒)内定を掴むことが可能です。
- 既卒
- 学校を卒業後、一度も正社員として働いたことがない人を指します。
- 就職活動のスタートが遅れた理由を説明する必要がありますが、新卒枠と似た条件で応募できる場合があります。
- 第2新卒
- 新卒で就職した後、3年以内に転職活動を行う人を指します。
- 一度社会人経験があることを前提に、即戦力としてのアピールが求められます。
既卒・第2新卒のメリット
既卒や第2新卒として応募することには、以下のようなメリットがあります。
- 新卒枠の競争を避けられる
- 既卒や第2新卒枠では、他の応募者が経験者や転職希望者であるため、ライバルの状況が新卒枠とは異なります。これにより、選考基準が変わる場合があります。
- 企業側の即戦力ニーズに応えやすい
- 特に第2新卒では、社会人経験が評価されるため、業界未経験でもポテンシャルを見込んで採用される可能性があります。また、新卒のときと違って、「明日から働けます」といえますので、企業側の急募のニーズに答えやすい面もあります。
- 新卒より年齢や学歴面応募条件
- 年齢や学歴に関する条件が緩和される場合があり、応募のハードルが下がることがあります。
一方でゲーム業界での実務経験があるデザイナーやプログラマーがライバルになるので、スキル面のハードルは新卒のときよりも高いと思った方がいいです
スキルを高めつつ、若さと熱意で勝負すればいいんですね
既卒・第2新卒向けの応募方法
以下の手順を参考に、既卒や第2新卒枠での応募を進めてみましょう。
- ゲーム業界に特化した就職エージェントを利用する
- ゲーム業界専門のエージェントを活用しましょう。エージェントは非公開求人を持っている場合が多く、既卒や第2新卒向けの求人を紹介してくれることがあります。
- 企業の採用ページをチェックする
- 中小企業やベンチャー企業では、既卒・第2新卒向けの採用情報を自社ホームページで公開していることがあります。こまめに確認することで、タイミングよく応募するチャンスを掴めます。
- ポートフォリオを強化する
- 既卒や第2新卒枠では、学歴や職歴以上にスキルや実績が重視されるため、ポートフォリオを徹底的に見直しましょう。過去の作品やプロジェクトを充実させることで、選考で有利に働きます。
- ネットワークを活用する
- 過去のゼミやアルバイト先、インターンシップで築いた人脈を活用して、求人情報を得たり、推薦をお願いしたりすることも効果的です。
おすすめ就職エージェント
- エニカン
- クリーク・アンド・リバー
- G-JOBエージェント
- シリコンスタジオ
- ファミキャリ
26卒として再挑戦する
もし25卒としての就職活動がうまくいかなかった場合でも、26卒として再挑戦することも選択肢の一つです。ゲーム業界では、スキルや経験が重視されるため、1年間をスキルアップやポートフォリオの充実に費やすことで、次の年にはより強力な候補者として選考に臨むことができます。
26卒として再挑戦するための具体的なアプローチ
26卒として再挑戦する場合、以下のような準備を進めると効果的です。
- スキルを磨く
- 例えば、プログラマーならC++やUnityのスキル、デザイナーなら3Dモデリングが重視されます。これらを磨くために、専門学校やオンライン講座を活用するのも手です。
- ポートフォリオを強化する
- ポートフォリオの質が大きな武器になります。過去に作成した作品を見直し、クオリティを上げたり、新しい作品を追加したりすることで、自分の成長をアピールできます。
- インターンシップに参加する
- ゲーム業界では、実務経験を積むことが評価されます。特に冬季に行われるインターンは、早期選考の案内を得る絶好の機会です。
- 人脈を広げる
- 業界のイベントや勉強会に参加し、ゲーム業界のプロフェッショナルと交流することで、就職活動に役立つ情報や機会を得られることがあります。SNSを通じて業界人とつながるのも効果的です。
- アルバイトやフリーランスで経験を積む
- アルバイトやフリーランスの仕事を通じて、ポートフォリオに載せられる実績を作るのも一つの方法です。
26卒で成功するためのマインドセット
26卒として再挑戦する際、重要なのは「1年遅れた」という事実をポジティブに捉えることです。以下のような考え方を持つと、気持ちを前向きに保てます。
- 1年は成長のための貴重な時間
- 「この1年を使って成長できた」と考えることで、26卒の就活生よりもアドバンテージがあることに気づけます。
- 就職活動を冷静に計画する時間がある
- 25卒での経験を振り返り、戦略を練り直すことで、26卒では無駄のない活動が可能になります。
- 自分を磨くことで企業からの評価が変わる
- 1年を通じてスキルや実績を積み上げることで、企業に対して「成長意欲が高い」という強い印象を与えられます。
職種別の参考記事
他業界での経験を積む
新卒ではゲーム業界以外の他業界に就職してスキルを磨き、後にゲーム業界への転職を目指すという戦略もありです。遠回りにはなるかもしれませんが、正社員としての就業経験は決して無駄にはなりません。第2新卒として、将来的にゲーム業界で活躍する道を模索することもできます。
ABABAなぜ他業界での経験が役立つのか
- 即戦力スキルを身につけられる
- ゲーム業界で必要とされるスキルは、他業界でも通用するものが多いです。特にプログラマーは、他業界での経験が評価される場合があります。
- 実務経験が得られる
- 実務経験は、新卒時のスキル不足を補う強力な武器になります。他業界での経験を活かしてゲーム業界に再挑戦する際、ポートフォリオや職務経歴書に説得力を持たせることができます。
- 経済的な安定を得ながら準備できる
- 他業界で働くことで、経済的に安定した状態でスキルアップのための勉強や作品制作に取り組むことが可能です。
職種別に見る他業界での経験の可能性
他業界での経験を活かせる具体的な職種とその業界を見ていきましょう。
- プログラマー
- IT業界
ゲーム業界で使用されるC++やUnity、Unreal Engineなどのスキルは、IT業界でも活用できます。システム開発やアプリケーション開発に携わることで、実務経験を積みながら技術力を向上させることが可能です。 - Web開発
ゲーム業界で必要とされるUI/UXデザインやスクリプト作成のスキルは、Web開発でも重宝されます。これらの経験は、ゲーム制作にも応用が効きます。
- IT業界
- デザイナー
- アニメ業界
ゲーム業界とアニメ業界は、共通するスキルが多いです。特に2Dアートや背景デザイン、キャラクターデザインの経験は、ゲーム制作にも活かせます。 - 広告・メディア業界
グラフィックデザインや映像制作のスキルを磨くことで、ゲーム業界でのデザイン業務に転用できます。
- アニメ業界
- プランナー
- 広告代理店やマーケティング会社
ゲームの企画に求められるマーケティングスキルやデータ分析の能力を養うことができます。 - イベント企画業界
ゲームのイベントやプロモーション企画に関連する経験を積むことで、プランナーとしてのスキルを高めることができます。
- 広告代理店やマーケティング会社
25卒求人で残っているのはIT業界のプログラマーくらいですよね・・・どっちに転んでもきびしい現実ですね
他業界への応募のポイント
他業界に応募する際は、将来的にゲーム業界で活かすことを前提にスキルや経験を選びましょう。IT業界は通年で募集をかけている企業も多いので、IT業界の求人が多い就職エージェントに登録すれば、卒業までに内定を獲得することも十分可能です。
一旦、アルバイトや派遣社員で妥協する
25卒として正社員の内定を獲得するのが難しい場合、アルバイトや派遣社員としてゲーム業界での経験を積むという方法があります。特にゲーム業界では、現場経験を積むことが、その後の正社員採用やクリエイターとしてのキャリアに大きく役立つケースが少なくありません。
なぜアルバイト・派遣が有効なのか
- 実務経験が得られる
- ゲーム業界は実績やスキルを重視するため、アルバイトでの経験がその後の選考で大きなアピールポイントになります。特に中小企業や新興企業では、アルバイトで優秀な人材を見極めて正社員登用を行うケースが一般的です。
- 現場の雰囲気を学べる
- アルバイトとして働くことで、実際のゲーム開発の流れやチームの雰囲気を学べます。これにより、業界の実態を把握し、自分のキャリアの方向性をより明確にできます。
- ネットワークが広がる
- アルバイト期間中に業界内の人脈を築くことができます。こうしたネットワークは、次のキャリアステップや転職活動で大きな助けとなります。
どのようなアルバイトを目指すべきか
ゲーム業界でのアルバイトにはさまざまな職種があります。それぞれの特徴を理解し、自分のキャリアプランに合ったものを選びましょう。
- デザイナーアシスタント
- 仕事内容:背景やキャラクターの簡単な作画、アートアセットの制作補助。
- 必要なスキル:Photoshop、Illustrator、3Dモデリングツール(Maya、Blenderなど)の基本操作。
- プログラマー補助
- 仕事内容:コードのデバッグ、簡単なスクリプト作成、ツール開発のサポート。
- 必要なスキル:C++やC#の基礎知識、UnityやUnreal Engineの基本操作。
- テスター(デバッグ)
- 仕事内容:ゲーム内のバグや不具合を見つけ、報告書を作成。
- 必要なスキル:特別な技術は不要だが、注意力と根気が求められる。
- プランナーアシスタント
- 仕事内容:企画書や仕様書の作成補助、ゲームバランス調整のデータ入力。
- 必要なスキル:ExcelやPowerPointの操作スキル、ゲームの構造や市場トレンドの理解。
アルバイト・派遣を探す方法
アルバイト
派遣
ゲーム業界のデザイナーやクリエイター案件に強いクリエイター専門派遣エージェント ユウクリ
25卒で採用継続しているゲーム会社の一覧
全部で117社です。一部の職種だけ継続している場合もあります。
会社名 | 勤務地 | 就活サイト掲載 | コンシューマー | モバイル | 上場 | グループ |
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Colorful Palette | 東京 | マイナビ | 〇 | サイバーエージェント | ||
Cygames | 東京 大阪 | マイナビ リクナビ | 〇 | 〇 | サイバーエージェント | |
D・A・G | 福岡 東京 | マイナビ | 〇 | |||
D4A | 京都 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
DCG Entertainment | 愛知 | 〇 | 〇 | |||
Donuts | 東京 高知 | マイナビ | 〇 | |||
exsa | 北海道 東京 愛知 兵庫 福岡 | マイナビ | 〇 | |||
GOOFEES | 大阪 | 〇 | 〇 | |||
HoYoverse | 東京 | 〇 | ||||
IMAGICA GEEQ | 東京 大阪 | マイナビ リクナビ クリ博ナビ | 〇 | 〇 | ||
KATACHI | 東京 北海道 | 〇 | 〇 | |||
KEY WEST | 大阪 東京 | 〇 | 〇 | |||
Mixi | 東京 | 〇 | 〇 | |||
Next Ninja | 東京 | 〇 | 〇 | |||
Rejet | 東京 | 〇 | 〇 | |||
SNK | 大阪 東京 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
So what | 東京 | 〇 | 〇 | |||
Studio Khronos | 東京 | クリ博ナビ | 〇 | |||
アーゼスト | 神奈川 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
アールフォース・エンターテインメント | 東京 | 〇 | 〇 | |||
アクアプラス | 東京 大阪 | 〇 | 〇 | HIKE | ||
アクリア | 神奈川 | 〇 | ||||
アクワイア | 東京 愛知 | リクナビ | 〇 | 〇 | ガンホー | |
アピリッツ | 東京 | マイナビ リクナビ | 〇 | 〇 | ||
あまた | 東京 | 〇 | 〇 | |||
アリカ | 東京 | 〇 | 〇 | |||
アルヴィオン | 大阪 | 〇 | 〇 | |||
アングー | 東京 | 〇 | ||||
アンビション | 東京 | 〇 | ||||
イリンクス | 東京 | 〇 | ||||
インティ・クリエイツ | 千葉 愛知 | 〇 | ||||
インテリジェントシステムズ | 京都 | マイナビ | 〇 | 〇 | 任天堂 | |
インビリティー | 愛知 | マイナビ リクナビ | 〇 | |||
インフィニットループ | 北海道 宮城 | マイナビ | 〇 | |||
ヴァニラウェア | 大阪 | リクナビ | 〇 | |||
ウィル | 埼玉 | マイナビ | 〇 | |||
エイミング | 東京 熊本 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
エープラス | 大阪 新潟 | マイナビ | 〇 | |||
エクスジール | 東京 大阪 福岡 | 〇 | ||||
エクスペリエンス | 東京 | 〇 | ||||
エスカドラ | 東京 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
エピックス | 東京 | 〇 | 〇 | |||
エモリア | 東京 | 〇 | 〇 | |||
オーツー | 大阪 | マイナビ リクナビ | 〇 | 〇 | ||
オルジェスタ | 大阪 東京 | マイナビ リクナビ | 〇 | 〇 | ||
カナバングラフィックス | 東京 | 〇 | 〇 | |||
カヤック | 神奈川 東京 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
ガレージ | 東京 | 〇 | 〇 | |||
ガンバリオン | 福岡 | リクナビ | 〇 | 〇 | ||
キャメロット | 東京 | 〇 | ||||
グッド・フィール | 東京 大阪 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
クラップハンズ | 神奈川 | マイナビ リクナビ | 〇 | |||
クリエイティブハウスポケット | 東京 | 〇 | ||||
グリモア | 東京 | 〇 | ||||
クレイテックワークス | 東京 | 〇 | ||||
グレッゾ | 東京 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
クロスゲームス | 東京 福岡 | 〇 | 〇 | |||
コーエーテクモ | 東京 神奈川 京都 | マイナビ | 〇 | 〇 | 〇 | |
コナミ | 東京 神奈川 愛知 大阪 兵庫 | マイナビ リクナビ | 〇 | 〇 | 〇 | |
コロプラ | 東京 | リクナビ | 〇 | 〇 | 〇 | |
サイクロンゼロ | 北海道 | マイナビ | 〇 | |||
サイバーエージェント | 東京 | マイナビ リクナビ | 〇 | 〇 | ||
サイバーコネクトツー | 福岡 東京 大阪 | 〇 | 〇 | |||
さざなみ | 神奈川 | 〇 | 〇 | |||
サンドロット | 東京 | 〇 | ||||
シーズネスト | 山形 | マイナビ リクナビ | 〇 | 〇 | ||
ジェムドロップ | 東京 | 〇 | 〇 | |||
ジェン·デザイン | 東京 | 〇 | ||||
シンク・アンド・フィール | 千葉 | 〇 | 〇 | |||
シンソフィア | 東京 | 〇 | 〇 | |||
スーパートリック・ゲームズ | 東京 | 〇 | ガンホー | |||
スパイク・チュンソフト | 東京 | マイナビ | 〇 | 〇 | ドワンゴ | |
スマイルブーム | 札幌 神奈川 | 〇 | 〇 | |||
スリーリングス | 神奈川 | マイナビ リクナビ | 〇 | 〇 | ||
ソニックパワード | 愛知 | 〇 | 〇 | |||
そらいろ | 東京 | マイナビ | 〇 | |||
ソレイユ | 東京 | マイナビ リクナビ | 〇 | |||
ディレクションシーズ | 神奈川 | マイナビ クリ博ナビ | 〇 | |||
ディンプス | 大阪 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
テクロス | 京都 | マイナビ | 〇 | |||
トゥエンティイレブン | 東京 | マイナビ | 〇 | |||
トライクレッシェンド | 東京 | 〇 | 〇 | |||
日本一ソフトウェア | 岐阜 | リクナビ | 〇 | 〇 | 〇 | |
日本ファルコム | 東京 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
ハイド | 東京 仙台 新潟 京都 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
バレット | 大阪 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
バンク・オブ・イノベーション | 東京 | 〇 | 〇 | |||
ビー・トライブ | 大阪 東京 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
ピグミースタジオ | 大阪 | 〇 | 〇 | |||
ビサイド | 東京 | 〇 | 〇 | |||
ヒストリア | 東京 | マイナビ リクナビ | 〇 | |||
ピットカンパニー | 東京 | 〇 | 〇 | |||
ファンコーポレーション | 神奈川 | 〇 | 〇 | |||
フィラメント | 東京 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
フェリステラ | 岐阜 | 〇 | ||||
ブラウニーズ | 東京 | 〇 | 〇 | |||
プラネッタ | 東京 | 〇 | 〇 | |||
フレイムハーツ | 東京 | 〇 | 〇 | |||
ヘッドロック | 東京 | 〇 | ||||
ポノス | 京都 東京 | 〇 | ||||
ポリゴンマジック | 東京 | 〇 | 〇 | |||
メイキング | 東京 広島 | 〇 | 〇 | |||
メテオライズ | 東京 | 〇 | 〇 | |||
メトロ | 大阪 東京 | 〇 | 〇 | |||
モノリスソフト | 東京 京都 | 〇 | 〇 | 任天堂 | ||
モバイルファクトリー | 東京 | 〇 | 〇 | |||
モンスターズエッグ | 東京 | リクナビ | 〇 | |||
ユークス | 大阪 神奈川 | リクナビ | 〇 | 〇 | 〇 | |
リアルスタイル | 東京 | 〇 | コロプラ | |||
リンクトブレイン | 福岡 東京 | 〇 | ||||
ルーセント・グローバル | 東京 | 〇 | ||||
ルーデル | 東京 | マイナビ | 〇 | |||
レベルアップ | 神奈川 | クリ博ナビ | 〇 | 〇 | ||
ロケットスタジオ | 北海道 東京 | マイナビ | 〇 | 〇 | ||
ワンオアエイト | 東京 愛知 | 〇 | 〇 | |||
ワンポインツ | 東京 | 〇 | ||||
界グラフィックス | 京都 東京 | あさがくナビ | 〇 | 〇 |
「地方企業」で「自社サイト」だけで募集をかけている会社がねらい目です