【26卒】ゲーム業界の早期選考で内定を得るための具体的戦略!月別のスケジュールや選考対策を提案
【26卒】早期選考を実施しているゲーム会社一覧(65社)
2025年1月3日時点
26卒向けのエントリーが開始されている、または、早期選考が開始されている企業をピックアップしています。
会社名 | 26卒 早期 選考 | 勤務地 | 就活サイト 掲載 | 事業 | コンシューマー | モバイル | 上場 | グループ |
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1-UPスタジオ | インターン | 東京 | ディベロッパー | 〇 | 任天堂 | |||
B.B.スタジオ | 〇 | 東京 | マイナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | バンナム | |
Colorful Palette | 〇 | 東京 | マイナビ | ディベロッパー | 〇 | サイバーエージェント | ||
coly | 〇 | 東京 | リクナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | ||
Cygames | インターン | 東京 大阪 | マイナビ リクナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | サイバーエージェント | |
DeNA | 〇 | 東京 | パブリッシャー | 〇 | 〇 | |||
Donuts | 〇 | 東京 高知 | マイナビ | パブリッシャー | 〇 | |||
f4Samurai | 〇 | 東京 | マイナビ リクナビ | パブリッシャー | 〇 | |||
G2 studio | 〇 | 東京 | マイナビ | ディベロッパー | 〇 | |||
HoYoverse | 〇 | 東京 | パブリッシャー | 〇 | ||||
Mixi | 〇 | 東京 | パブリッシャー | 〇 | 〇 | |||
Next Ninja | 〇 | 東京 | ディベロッパー | 〇 | 〇 | |||
SNK | インターン | 大阪 東京 | マイナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | ||
SRD | インターン | 京都 | マイナビ リクナビ | ディベロッパー | 〇 | 任天堂 | ||
アートディンク | インターン | 東京 | マイナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | ||
アクワイア | インターン | 東京 愛知 | リクナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | ガンホー | |
アドグローブ | 〇 | 東京 大阪 北海道 | ディベロッパー | 〇 | 〇 | |||
アトラス | インターン | 東京 | マイナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | セガ | |
アピリッツ | 〇 | 東京 | マイナビ リクナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | ||
アプシィ | 〇 | 東京 | マイナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | ||
イルカ | インターン | 東京 愛知 京都 | マイナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | ||
インディーズゼロ | 〇 | 東京 | マイナビ | ディベロッパー | 〇 | |||
インビリティー | インターン | 愛知 | マイナビ リクナビ | ディベロッパー | 〇 | |||
インフィニットループ | 〇 | 北海道 宮城 | マイナビ | ディベロッパー | 〇 | |||
エイチーム | 〇 | 愛知 大阪 | パブリッシャー | 〇 | 〇 | |||
エイミング | 〇 | 東京 熊本 | パブリッシャー | 〇 | 〇 | 〇 | ||
カヤック | 〇 | 神奈川 東京 | マイナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | ||
グリー | 〇 | 東京 | パブリッシャー | 〇 | 〇 | |||
クリーチャーズ | 〇 | 東京 | マイナビ リクナビ クリ博ナビ | ディベロッパー | 〇 | |||
グリモア | 〇 | 東京 | パブリッシャー | 〇 | ||||
ゲームフリーク | 〇 | 東京 | マイナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | ||
ココネ | 〇 | 東京 | パブリッシャー | 〇 | ||||
コロプラ | 〇 | 東京 | リクナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | 〇 | |
サイバーエージェント | 〇 | 東京 | マイナビ リクナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | ||
サイバーコネクトツー | 〇 | 福岡 東京 大阪 | パブリッシャー | 〇 | 〇 | |||
サクセス | 〇 | 東京 | ディベロッパー | 〇 | 〇 | |||
ジェムドロップ | 〇 | 東京 | ディベロッパー | 〇 | 〇 | |||
スクエア・エニックス | インターン | 東京 | パブリッシャー | 〇 | 〇 | 〇 | ||
スリーリングス | 〇 | 神奈川 | マイナビ リクナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | ||
セガ | 〇 | 東京 北海道 | マイナビ クリ博ナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | 〇 | |
ソフトギア | 〇 | 東京 京都 大阪 | マイナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | ||
ソレイユ | 〇 | 東京 | マイナビ リクナビ | ディベロッパー | 〇 | |||
タムソフト | 〇 | 東京 | ディベロッパー | 〇 | ||||
ダンクハーツ | 〇 | 大阪 | リクナビ | パブリッシャー | 〇 | |||
トイロジック | インターン | 東京 | マイナビ リクナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | ||
トーセ | インターン | 京都 東京 | あさがくナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | 〇 | |
ドリコム | インターン | 東京 | マイナビ リクナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | ||
ナウプロダクション | インターン | 大阪 東京 | マイナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | ||
日本一ソフトウェア | 〇 | 岐阜 | リクナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | 〇 | |
任天堂 | インターン | 京都 | パブリッシャー | 〇 | 〇 | 〇 | ||
ネイロ | 〇 | 東京 | マイナビ リクナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | ||
ハル研究所 | 〇 | 東京 山梨 | マイナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | ||
バンク・オブ・イノベーション | 〇 | 東京 | パブリッシャー | 〇 | 〇 | |||
バンダイナムコスタジオ | インターン | 東京 | マイナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | 〇 | |
プラチナゲームズ | 〇 | 大阪 東京 | マイナビ リクナビ | パブリッシャー | 〇 | |||
フリュー | インターン | 東京 | マイナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | 〇 | |
ヘキサドライブ | インターン | 大阪 東京 | マイナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | ||
マーベラス | 〇 | 東京 | マイナビ リクナビ クリ博ナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | 〇 | |
マトリックス | インターン | 東京 | マイナビ リクナビ | ディベロッパー | 〇 | 〇 | ||
モバイルファクトリー | 〇 | 東京 | ディベロッパー | 〇 | 〇 | |||
ユークス | インターン | 大阪 神奈川 | リクナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | 〇 | |
ラクジン | インターン | 大阪 東京 | マイナビ | パブリッシャー | 〇 | 〇 | ||
ラセングル | 〇 | 東京 | パブリッシャー | 〇 | 〇 | |||
ルーデル | 〇 | 東京 | マイナビ | パブリッシャー | 〇 | |||
ワンダープラネット | 〇 | 愛知 | パブリッシャー | 〇 | 〇 |
ゲーム業界の早期選考とは?特徴とチャンスを掴むための基礎知識
1. ゲーム業界における早期選考
早期選考とは、通常の本選考(3月解禁)よりも前に開始される選考活動のことを指します。特に近年、ゲーム業界では早期選考が一般化しており、大手企業を中心に12月から2月にかけて早期選考が行われるケースが増えています。
特徴
- スピード感がある採用活動:本選考に比べて短期間で内定が出る傾向があります。
- 少人数制の採用枠:本選考よりも少ない枠での採用になるため、倍率が高くなることが多いです。
- 優秀な人材の囲い込み:特にスキルや実績のある学生を早い段階で確保したいという企業側の意図があります。
具体的なスケジュールの例
- エントリー受付:12月〜1月
- 書類選考・面接開始:1月中旬〜2月
- 内定通知:2月下旬〜3月初旬
早期選考に挑戦することは、ゲーム業界を志望する学生にとって大きなチャンスです。本選考よりも採用活動が集中的に行われるため、準備が整っている人にとっては内定を早期に得られる可能性が高まります。
2. 早期選考に挑戦するべき理由
早期選考に参加することで得られるメリットは非常に多くあります。以下に、主な理由を挙げて説明します。
競争相手が少ない
早期選考に参加する学生は、本選考に比べてまだ少数派です。特に「ポートフォリオの完成度が低い」「スキルに自信がない」などの理由で見送る学生も多いため、参加するだけで本選考よりも有利なポジションに立てることがあります。
本選考に向けた経験値を積める
早期選考を通じて、選考の流れや企業の評価基準を体感できます。仮に早期選考で不合格になったとしても、本選考に向けた貴重なフィードバックや経験を得られるため、次回の挑戦に活かせます。
早期選考に応募した場合、本選考への応募ができない企業もあるので、注意が必要です
早期に内定を得られる安心感
早期選考で内定を獲得できれば、就職活動に対する不安を大幅に軽減できます。その後は、自分のスキルをさらに高める時間や、より志望度の高い企業に挑戦する余裕を持つことができます。
3. 早期選考を見送るべきか迷う人へのアドバイス
早期選考を見送るべきか迷う学生は多いですが、以下のポイントを参考に判断してください。
早期選考と本選考の違いを確認する
企業によっては「早期選考で不合格になった場合、本選考に再挑戦できる」ケースがあります。一方で、「同一年度での再応募が不可」と明記されている企業もあるため、まずは企業の採用ポリシーをしっかり確認しましょう。
たとえば、フロムソフトウェアのように本選考で何度不合格になっても、何度でも応募できる会社もあります。
企業の採用HPや会社説明会で確認しましょう。わからない場合は採用担当者に直接問い合わせるのがよいでしょう。
準備不足でも挑戦する価値がある理由
「ポートフォリオが未完成」「スキルに自信がない」といった理由で迷う方が多いですが、迷ったら挑戦をおすすめします。なぜなら、ゲーム業界では、応募者の「ポテンシャル」や「ゲーム制作への意欲」も重視されるからです。未完成のポートフォリオでも、どのように努力しているか、何を学びたいと思っているかを伝えることで評価されることがあります。
「ポートフォリオの完成度よりも、その学生がどれだけ真剣にゲーム業界を志望しているかを重視する」と語っている企業もあります。
4. 早期選考を突破するために必要な心構え
完璧を求めすぎない
早期選考はあくまで「自分の現在の力を試す場」と捉えるべきです。準備不足を恐れず、現時点での自分を最大限にアピールすることが重要です。
経験を成長の糧にする
仮に不合格になったとしても、それは「成長のための貴重なデータ」となります。企業からのフィードバックを受け取り、改善を重ねることで、本選考や他の企業の選考で成功する可能性が高まります。
早期選考で成功するための具体的な準備と対策
ゲーム業界の早期選考はスピード感があり、限られた時間で自分を最大限アピールする必要があります。この章では、早期選考で成功するために、どのような準備と対策を行えば良いのかを具体的に解説します。
1. ポートフォリオの準備:未完成でも挑戦できる工夫
ゲーム業界では、ポートフォリオ(作品集)が最も重要なアピール材料の一つです。早期選考の時点で完成度の高いポートフォリオを用意できれば理想的ですが、未完成の場合でも戦略次第で評価される可能性があります。
ポートフォリオの基本構成
以下は、一般的なポートフォリオに含めるべき内容です:
- 自己紹介・志望動機
- 自分がどのような人間で、なぜゲーム業界を目指すのかを簡潔に記載。
- 企業に応募する理由を具体的に述べると効果的です。
- 作品の紹介
- 完成している作品があれば、制作の背景、使用した技術、工夫した点を詳細に説明。
- 未完成の作品の場合、進行中の部分を見せるだけでも意欲や努力を伝えられます。
- スキルセット
- プログラミングスキル、デザインツールの使用経験、チーム制作の経験などをリストアップ。
- 将来の目標
- どのようなゲームクリエイターを目指しているのか、企業で何を学びたいかを記載。
未完成のポートフォリオでも評価されるコツ
ポートフォリオが未完成であっても、以下のポイントを押さえれば選考を突破する可能性があります。
① 制作プロセスを詳しく説明する
完成品だけではなく、制作途中の工程や考え方をアピールしましょう。たとえば、「この部分に苦労しているが、解決策を模索中」などの姿勢を示すことで、企業に「自分の改善点を分析できていて、成長の余地がある」と思わせることができます。
② 過去の小さな作品や練習成果を見せる
小規模な作品や、学習過程で作成したプロトタイプでも掲載しましょう。「短期間でこれだけの成果を出せた」という点をアピールすることで、成長速度を伝えられます。
③ ポートフォリオ以外の工夫
志望動機書や自己PRで熱意を伝えることも有効です。たとえば、面接で「現在進行中の作品がある」という話を具体的に説明するといいです。
2. 企業研究:早期選考特有の評価基準を理解する
ゲーム業界の企業は、それぞれに独自の評価基準や採用方針を持っています。企業研究をしっかり行うことで、的確なアピールが可能になります。
企業研究の進め方
以下のポイントを押さえて企業研究を進めましょう:
① 公式サイトや採用ページの確認
- 採用ポリシー:企業がどのような職種や人材を求めているか。
- 業務内容:企業が開発しているゲームジャンルや技術分野。
- 採用フロー:早期選考の流れや注意点。
② インターンや採用実績のリサーチ
過去に早期選考で採用された人材のスキルや経歴を調べる。インターンシップの参加経験がある場合は、その内容を思い出し、選考に活かす。
③ 業界動向を把握する
最近のゲーム業界のトレンド(例えば、AI活用やメタバースの進展など)を調べ、それに基づいたアピールを準備。
企業ごとの評価ポイントを把握する
企業ごとに重視するポイントは異なります。以下に、いくつかの例を挙げます:
- 技術力重視の企業:
- プログラミングスキルやアルゴリズムの理解が評価されやすい。
- Unreal EngineやUnityの使用経験を具体的に示すと効果的。
- デザイン重視の企業:
- グラフィックやUI/UX、モデリングのセンスを重視。
- 過去のデザインサンプルや、視覚的な工夫をポートフォリオに盛り込む。
- 総合力を求める企業:
- 技術だけでなく、コミュニケーション力や企画力も重視。
- チーム制作経験や、自分のアイデアを形にした事例を強調する。
3. 面接・選考対策:自分を魅力的にアピールする方法
早期選考では、短期間で多くのアピールを行う必要があるため、事前準備が非常に重要です。
自己PRと志望動機の練り方
① 自己PR
自分の強みを明確にし、それをゲーム業界にどう活かせるかを説明。たとえば、「困難な課題を解決する能力」「アイデアを形にする力」などオリジナリティーのある強みを提示して、学生時代で培った具体的なエピソードを用いて説明します。
② 志望動機
「なぜその企業なのか」を深掘りする。企業の制作したゲームに対する具体的な感想や、自分がその企業で何を発揮したいかを述べます。その企業のゲームのプレイ経験がなければ、作風や制作スタイル、企業理念などを用いて、クリエイターとしてゲーム制作に携わりたいと、それらしい志望理由を作って臨みます。
プレイ経験がある方が志望度の高さは伝わりやすいですが、クリエイターとしてのスキルや他の人にない強みを示せれば、十分通過可能です。
面接の注意点
面接では、自分のスキルや経験を言葉で説明する力が求められます。
① 質問に対する具体的な回答
「これまでどのようなゲームを制作しましたか?」などの質問には、具体的なプロジェクトや役割を説明しましょう。個人での制作経験よりもチームで制作した経験の方が好まれます。また、技術的な内容は専門用語を使いすぎず、わかりやすく伝えることを心がけます。
② 成長意欲を示す
現在のスキルだけでなく、「これから何を学びたいか」「どのように成長したいか」を伝えると好印象です。
よくある質問への準備
以下は、ゲーム業界の面接でよく聞かれる質問の例です。
- 「なぜゲーム業界を目指したのですか?」
- 「自分が影響を受けたゲームとその理由を教えてください。」
- 「これまでの制作経験で苦労したことは何ですか?」
これらの質問に対する回答を事前に準備しておくことで、面接での緊張を和らげられます。
ゲーム業界の早期選考で内定を掴むための具体的戦略
ゲーム業界の早期選考は、他業界と比べても特に厳しいので、戦略的な準備が欠かせません。志望企業や応募時期に応じた具体的な戦略を解説します。早期選考を成功させるために、以下のアプローチをぜひ参考にしてください。
1. 志望度の低い企業から挑戦して実力を試す
早期選考を利用して、自分の実力や応募書類の完成度を客観的に評価してもらうことが大切です。特に、人気の高い大手企業を目指している場合は、志望度の低いベンチャー企業や中小企業から応募を始めるのがおすすめです。
たとえば、サイバーエージェント、コロプラ、エイチームなど早期選考を行っていて、面談形式の会社説明会を開催している傾向があるため、フィードバックが得られやすいです。ただし、軽い気持ちで応募してはいけません。面談を担当するのはプロの採用担当者です。どんなにスキルが高くても適当に挑むと確実に落とされるため、落ちたときに落ち込まない覚悟と学びを得る姿勢が重要です。
2. ケース別に選考戦略を練る
応募者の状況や企業の選考スタイルによって、最適な戦略は異なります。以下のケースごとに具体的なアプローチを考えてみましょう。
インターン経験がある場合
夏のインターンで志望企業の社員から好意的な評価を得ている場合は、早期選考の書類選考を通過しやすい傾向があります。この場合、ポートフォリオや志望動機をその企業に特化して準備することに注力しましょう。
ただし、夏のインターンで指摘された点が改善されていない場合、成長の跡が見えないと判断され、書類選考で不合格となるリスクがあります。インターンのフィードバックを最大限活用し、改善点を具体的に示しましょう。
実力はあるが準備が間に合わない場合
スキルが高くても、学校の課題や時間的な制約でポートフォリオが十分に仕上がっていない場合、早期選考での勝負は避けるのが賢明です。
ゲーム会社は、学校の課題作品ではなく、自分のオリジナルな熱量と高いスキルが詰まったポートフォリオを評価する傾向にあるからです。そのため、春休みの時間を使ってポートフォリオを完成させ、3月以降の本選考に備えたほうが良い結果が出やすいでしょう。
3. ポートフォリオの構成と見せ方を工夫する
ポートフォリオは、書類選考を通過するための最重要ツールです。採用担当者の目に留まるポートフォリオを作成するために、以下のポイントを意識してください。
職種に特化したプロフィールを明示する
自分が応募する職種を明確に設定し、プロフィール欄にその旨を書いておきましょう。(「コンシューマーの3DCGデザイナー志望」や「モバイルゲームのUIデザイナー志望」など)
最初に自信作を配置する
最初に載せる作品は、最も自信があり、かつその企業の職種にマッチした作品にしましょう。採用担当者の目を引き「おっ」と思わせるために、強いインパクトを与えることが重要です。逆に、最初の作品が魅力的でなければ、その時点で次の人のポートフォリオに手が伸びていると思いましょう。
ポートフォリオも結論ファーストが大事ということですね
複数のスキルをアピールする
特に中小企業では、総合的なスキルを持つ人が評価されます。たとえば、デザイナー志望であれば、3DCGに加えて2D、UI、アニメーション、プログラミングなどのスキルも示せると効果的です。
早期選考で内定を得るための「必勝の心構え」
早期選考で内定を得るためには、スキルや準備だけでなく、正しい心構えが重要です。特にゲーム業界は競争が激しく、結果が思うように出ないこともあります。ここでは、早期選考に挑む際に必要な「心構え」をお伝えします。
上記と矛盾する内容もありますが、戦略論と精神論は別と捉えましょう
1. 「失敗を恐れない」精神を持つ
早期選考において最も大切なのは、失敗を恐れず挑戦することです。特に志望度の高い企業への応募をためらう就活生も多いですが、次のポイントを意識しましょう:
落ちても次がある
早期選考で落ちたとしても、多くの企業では本選考で再挑戦が可能です(企業によってルールが異なるため、事前に確認してください)。むしろ早期選考を経験することで、本選考に向けた貴重なフィードバックが得られます。
「挑戦そのもの」に価値がある
選考を受けること自体が、ポートフォリオの見せ方や面接でのアピール力を鍛える機会になります。早期選考を単なる内定のチャンスと捉えず、自己成長の場として活用しましょう。
2. 「継続的な改善」の意識を持つ
ゲーム業界の採用は、書類選考やポートフォリオでの評価が特に重要です。一度落ちたからといって諦めるのではなく、以下の姿勢を持ち続けることが成功への鍵です。
フィードバックを積極的に活用する
面談や選考で得られるフィードバックは宝の山です。どこが良かったのか、どこを改善すべきかを具体的に把握し、次の応募に活かしましょう。自分から面接官に評価や改善点を聞き出すのも手です。
常に作品をアップデートする
選考を受けるたびにポートフォリオを改善する意識を持ちましょう。新しい作品を追加する、レイアウトを見直す、志望企業に合わせて作品を調整するなど、小さな改善の積み重ねが大きな結果につながります。
人によってアドバイスされることが違うんですよね。誰の何を信じて改善すればいいか悩みます・・・。
まず自分が目指す会社の人のアドバイスを聞くのがいいですね。デザイナー志望者はデザイナーに、プログラマー志望者はプログラマーの言うことを聞くのが望ましいですね。ゲーム業界ですので、他業界の先輩やクリエイターでない大人のアドバイスは的外れなことが多いです。聞き方や聞く相手の見極めも大事なんです。
3. 「柔軟な戦略変更」を恐れない
早期選考の結果や進捗状況に応じて、戦略を柔軟に変えることも必要です。例えば:
志望企業の幅を広げる
最初は大手企業を中心に応募していたとしても、選考が進むにつれて中堅企業やベンチャー企業に目を向けることも重要です。規模や知名度だけでなく、企業の成長性や働きやすさも評価ポイントに加えましょう。
スケジュールを再調整する
早期選考での結果が芳しくない場合は、3月以降の本選考に向けてポートフォリオを磨き直す時間を確保するなど、行動計画を柔軟に見直しましょう。
4. 「自分らしさ」を信じる
ゲーム業界は個性が求められる業界です。特にクリエイター職では、独自の世界観やスキルが重視されます。他の応募者と比較して焦る必要はありません。
「自分の強み」を理解する
自分が他の人と違う点や得意なスキルを明確にし、それをアピールポイントとしてポートフォリオや面接でしっかり伝えましょう。
他人の成功に振り回されない
早期選考で内定を得た友人の話を聞いて焦ることがあるかもしれませんが、就活のペースは人それぞれです。自分の準備状況に合わせて進めることが大切です。
5. 「内定がゴールではない」意識を持つ
内定を得ることは重要ですが、それが最終目標ではありません。むしろ、ゲーム業界で活躍し続けるためのスタート地点にすぎません。
就職後を見据えた行動をする
企業選びの段階で、「自分が成長できる環境かどうか」をしっかり見極めましょう。内定を得た企業でどのように活躍したいのかを考えることで、志望動機や自己PRにも説得力が生まれます。
自己成長を続ける覚悟を持つ
ゲーム業界は日進月歩で進化する業界です。就職後も学び続ける姿勢が求められます。就活中から「学び続ける姿勢」をアピールすることが、企業からの評価につながります。
6. 「諦めない」姿勢を持ち続ける
最後に、ゲーム業界の就活では、途中で挫折しそうになる場面が必ず訪れます。しかし、諦めずに挑戦し続けることが最も重要です。
書類選考の全滅を乗り越える
ゲーム業界では、50社エントリーして全滅することも珍しくありません。そんなときこそ、冷静に振り返り、次の選考に向けて改善を続けましょう。
最終的に自分に合う企業を見つける
大手企業だけに固執せず、自分のスキルや価値観に合う企業を見つけることも重要です。結果として、その方が自分のキャリアにとって良い選択となる場合も多いです。
早期選考で失敗したときの挽回策
早期選考に挑んでも、結果が思うようにいかないことは少なくありません。ゲーム業界は特に競争が激しいため、どれだけ準備をしていても、書類選考や面接で落ちることはあります。早期選考で失敗した場合に取るべき具体的な挽回策を解説します。
1. 自己分析をやり直す
早期選考で落ちた場合、まず取り組むべきは「なぜ落ちたのか」を冷静に分析することです。感情的になるのではなく、改善点を見つけるためのプロセスとして捉えましょう。
具体的な分析方法
- ポートフォリオを見直す
自分の作品を第三者視点で見直し、企業が求めるクオリティや方向性に達していたかを確認します。
→「見やすさ」「独自性」「職種にマッチしているか」を重点的にチェックしましょう。 - エントリーシートの内容を再評価する
志望動機や自己PRに一貫性がありましたか?企業の特徴を踏まえた具体的な内容が記載されていましたか?
→「テンプレート的な内容になっていないか」「その企業の魅力を具体的に語れているか」を再確認してください。 - 面接での応答を振り返る
面接を受けた場合、どの質問に答えに詰まったのか、アピール不足だった点がなかったかを振り返ります。
→可能であれば、学校のキャリアセンターで模擬面接を行い、改善点を洗い出しましょう。
2. ポートフォリオをアップデートする
ポートフォリオは、ゲーム業界の選考で最も重要な武器です。早期選考で落ちた理由がポートフォリオにある場合は、すぐに改良を始めましょう。
具体的な改善アプローチ
- 新しい作品を追加する
早期選考で提出した作品に不足感があった場合、短期間で新しい作品を作りましょう。特に、企業が求めるスキルや作風を意識したものを追加すると効果的です。 - 作品のクオリティを上げる
既存の作品を見直し、クオリティアップを図ります。例えば、グラフィックの細部を調整したり、コードの最適化を図ったりすることで、作品の完成度が高まります。 - レイアウトや構成を改善する
ポートフォリオの見せ方を工夫し、最もアピールしたい作品を目立たせるようにします。また、職種に応じて「3Dデザイナー」「2Dデザイナー」「プランナー」などそれぞれのポートフォリオを作成すると、より効果的です。
3. 新たな企業に挑戦する
早期選考で落ちた企業に固執せず、新たな企業に目を向けることも大切です。中堅企業やベンチャー企業など、これまで視野に入れていなかった企業を検討してみましょう。
戦略的な企業選び
- 中堅企業やベンチャー企業をターゲットにする
大手企業ばかりを目指していた場合は、採用活動が活発な中堅企業やベンチャー企業に応募することで、チャンスを広げられます。勤務地にこだわりがなければ、地方に本社がある企業を検討してみるのもありでしょう。 - 「選考型インターンシップ」に参加する
インターンシップを通じて、企業に自分をアピールする機会を増やします。特に選考型のインターンでは、早期選考で失敗した企業への再チャレンジの場になることもあります。たとえば、「NextNinja」では選考型のインターンが実施されています。
4. 本選考に向けた計画を立てる
早期選考での失敗を引きずらず、次のステップである本選考に向けた準備を進めましょう。特に3月以降は多くの企業が選考を開始するため、計画的な行動が重要です。
本選考の具体的な準備
- 企業リストを再整理する
志望企業を優先順位ごとに分け、エントリーのスケジュールを立てます。企業ごとの締切を把握し、スケジュール管理を徹底しましょう。 - 自己分析と志望動機を深める
早期選考の経験を活かし、自分の強みや志望動機をさらに深めます。本選考ではより多くの応募者が競争相手となるため、説得力のあるアピールが求められます。 - 面接対策を強化する
特にゲーム業界では、ポートフォリオに関する質問が多いため、自分の作品について論理的に説明できるように準備しておきましょう。
5. 気持ちをリセットする
早期選考での失敗は精神的に大きなダメージとなることがあります。しかし、落ち込んだままでは次の選考に進むことができません。適度に休息を取り、気持ちをリセットすることも重要です。
気持ちを切り替える方法
- 一度就活から離れる
数日間だけでも就活のことを忘れ、自分の好きなことに没頭する時間を作りましょう。新たな視点やエネルギーが得られます。 - ポジティブな経験を振り返る
早期選考で得たフィードバックや、自分が評価されたポイントを思い出し、自信を取り戻しましょう。 - 周囲に相談する
家族や友人、学校のキャリアセンターのアドバイザーなどに相談し、客観的な意見をもらうことで、新たな気づきが得られることもあります。
6. 最後まで諦めない姿勢を持つ
早期選考で失敗しても、ゲーム業界への道が閉ざされたわけではありません。本選考やそれ以降の選考でもチャンスは十分にあります。むしろ、早期選考の経験を活かして本選考で成功するケースは多いです。
早期選考~本選考の応募スケジュールと目安
ゲーム業界の就職活動は、時期ごとに求められる行動や戦略が異なります。ここでは、1月から6月以降の応募スケジュールと目安を示します。
1月:早期選考のウォーミングアップ
1月は志望度の低い企業から始めるのが良いです。特に中小規模のゲーム会社やベンチャー企業への応募がおすすめです。たとえば、サイバーエージェントやコロプラ、ワンダープラネットのような企業は、書類選考がなく、面談形式でフィードバックを得られる機会が多いことがあります。
目安の応募数:10社程度
この時期は志望度の高い大手企業には応募せず、まずは中小企業で様子を見ます。複数の職種を志望している人も、この時期に試して企業の反応を見るとよいでしょう。ただし、エントリーシートや志望動機を書く量が多い場合は、応募数を調整し、無理をしないようにしましょう。
狙い:
面談でのフィードバックを活かして、ポートフォリオや志望動機をブラッシュアップします。特にベンチャー企業の担当者は実力を厳しく見ることが多いので、落ちても凹まず、次につなげる覚悟を持つことが重要です。
注意点:
早期選考で落ちても気にしすぎないことが大事です。この時期の応募は「経験を積む場」として割り切り、志望動機やポートフォリオを磨くためのステップと考えましょう。
2月:大手企業の早期選考スタート
2月は、大手ゲーム会社の早期選考が本格的に始まるタイミングです。カプコン、スクウェア・エニックスといった企業が次々にエントリーを開始します。この段階では、志望度の高い企業への応募を少しずつ増やしていきます。
目安の応募数:10~15社程度
志望度の高い企業を含めつつ、まだ余力を残しながら選考に挑むのがポイントです。
企業の選び方:
中堅以上の企業も含め、バランスを取りながら応募しましょう。25卒では、コーエーテクモやアトラスが2月にエントリーを開始していました。
注意点:
この時期に応募する企業数が多すぎると、ポートフォリオの調整やエントリーシート作成に追われ、準備不足になる可能性があります。量より質を重視し、志望動機や作品の仕上がりに注力しましょう。
準備すること:
- 志望企業ごとにポートフォリオをカスタマイズする。
- 志望動機をその企業に特化した内容に仕上げる。
- 応募予定企業のリストを作成し、優先順位を明確にしておく。
「10万件の通るES」を学習した就活AIが、ES作成を自動化【SmartES】
3月:本選考解禁に向けた戦略的な行動
3月1日から、マイナビやリクナビ上で一斉に本選考が解禁されます。このタイミングでは、早期選考で得たフィードバックを活かし、志望度の高い企業への応募を本格化させます。
目安の応募数:20~30社程度
志望度の高い企業を中心に、幅広くエントリーすることが大切です。ただし、提出締切や課題の負担を考慮し、応募数を調整してください。
注意点:
企業ごとにエントリーシートやポートフォリオの締切が異なるため、見逃さないようスケジュール管理を行いましょう。また、課題量が多い企業や負担が大きい場合は、見送る判断も必要です。
準備すること:
- ポートフォリオを企業ごとに微調整し、志望企業の特徴に合わせた作品を最初に配置する。
- 志望動機や自己PRを練り直し、具体性を持たせる。
- 新しい作品制作には時間がかけられないため、既存の作品を磨き上げることに集中する。
4月:結果を受けて次の選考に集中
4月になると、3月に提出した本選考の書類選考の結果が返ってきます。この時期は、適性検査や面接に全力を注ぐフェーズです。
書類選考通過後:
書類選考を通過した企業には、次のステップ(面接や適性検査)に全力を注ぎます。特に面接では、ポートフォリオや志望動機について深く掘り下げられることが多いため、準備をしっかり行いましょう。
適性検査の対策:
総合職志望者は、最低限の点数(6割以上)を確保する必要があります。一方、クリエイター職の場合は、ポートフォリオや企画書の出来が重要視されるため、適性検査の対策に過度な時間を割くよりは他の対策に注力したいところです。
面接対策:
ポートフォリオの制作意図や工夫点を説明できるように準備しましょう。また、志望企業の特徴や他社との違いを理解して、説得力のある志望動機を用意することが大切です。
5月以降:結果を受け止め、次の一手を考える
5月になると、大手企業からも本選考の内定が出始める時期です。この段階では、内定を得た場合と得られなかった場合で、次の行動が変わります。
内定を得た場合:
志望度の高い企業なら就活終了でいいでしょう。自信を持ってより志望度の企業への挑戦を続けるのも選択肢です。内定を持っていることで精神的な余裕が生まれ、より良い結果につながる可能性があります。
内定が得られなかった場合:
ポートフォリオや応募戦略を見直し、5月から6月にかけて新作制作に取り組むことをおすすめします。そして、6月後半から7月初旬にかけてのエントリー締切企業に応募しましょう。この時期に作り上げた作品が、7月以降の選考で大きな武器となります。
大手のゲーム会社ばかりに応募して結果が出なかった場合は中小企業への応募も視野に入れることも検討しましょう。夏以降は大手企業の内定はかなり厳選されるため、応募先の軸足を中小企業に移すことが必要な戦略になってきます。
6月以降:最後まで諦めずに挑む
6月以降も応募を受け付けている企業は多くあります。ただし、大手企業での内定の可能性は低くなるため、応募先の選択肢を広げつつ、最後まで粘り強く挑戦することが大切です。「出せる企業は全部出す」くらいの気持ちで、応募していくとよいでしょう。
25卒は8月時点で募集継続しているゲーム会社は180社以上ありました。夏以降は通年採用をしている企業の中から応募戦略を立てていきましょう。
まとめ
皆さんが、ゲーム業界という夢の舞台で自分の力を存分に発揮し、やりがいのあるキャリアを築けることを心から願っています。早期選考で内定を勝ち取るために、今日から一歩を踏み出しましょう。失敗を恐れず、学び続けることで、必ず自分に合った道が見つかるはずです。
頑張ってください!応援しています!
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