【25卒・26卒】2024年秋クールの豊作アニメから知るおすすめ元請け制作会社！

2024年の秋クールは新作アニメが豊作です。好きなアニメ作品から元請け制作会社に注目するのも立派な企業研究の一つです。

この記事では、26卒向けにアニメ制作業界で活躍するための知識を深めつつ、今期の注目アニメから元請け制作会社を紹介します。今期の新作アニメを通して、どんな会社がどんな作品を手掛けているのか一緒に見ていきましょう！

2024年秋クール アニメの注目ポイントとは？

2024年の秋クールは、原作ファン待望の続編や新たなオリジナル作品が豊富です。また、制作技術の向上やクリエイティブな表現も見どころ。これを機にアニメ業界の元請け制作会社について学んでおくと、就職活動にも役立つこと間違いなしです。

なぜ元請け制作会社が重要なのか？

元請け制作会社は、アニメの企画から制作進行、クオリティコントロールまで全体を担当します。つまり、作品の成功を左右する重要な役割を担っています。新卒としてアニメ業界への入社を目指すなら、この会社たちの強みや制作方針を知っておくことは必須です。

2024年秋の注目アニメ！

ここからは、2024年秋の新作アニメを元請け制作会社とともに見ていきます。各作品の特徴や見どころ、制作会社の強みも紹介するので、要チェックです！

人気の元請け制作会社10社を徹底解剖！

では、注目アニメの元請け制作会社についてさらに詳しく掘り下げてみましょう。

1. サンライズ (Sunrise)

• 代表作: 機動戦士ガンダムシリーズ、コードギアス、ラブライブ！
• 注目作品: 『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』
• 会社概要: サンライズは1972年に設立され、ロボットアニメで知られる日本のアニメ制作会社です。特にガンダムシリーズは国際的にも高く評価され、サンライズの代名詞となっています。SFやアクション作品に強みを持ち、その多様なラインナップがファンに支持されています。近年は「ラブライブ！」などのアイドルアニメでも成功を収めています。
• 公式HP：https://www.sunrise-inc.co.jp/

2. A-1 Pictures

• 代表作: ソードアート・オンライン、フェアリーテイル、四月は君の嘘
• 注目作品: 『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ』
• 会社概要: 2005年にアニプレックスの子会社として設立されたA-1 Picturesは、高品質なアニメ作品を手がけています。特にファンタジーやアクション系の作品に定評があり、『ソードアート・オンライン』はその代表的な成功例です。A-1 Picturesは作画の美しさと迫力あるアクションシーンで視聴者を魅了しています。
• 公式HP：https://a1p.jp/

3. MAPPA

• 代表作: 進撃の巨人 The Final Season、呪術廻戦、どろろ
• 注目作品: 『ダンダダン』
• 会社概要: MAPPAは2011年に設立され、短期間で急成長を遂げた新鋭のアニメ制作会社です。アクションシーンのクオリティとストーリーテリングに力を入れており、『進撃の巨人』や『呪術廻戦』などの人気作品を手がけています。映像の表現力やキャラクターの感情描写が細やかで、多くのファンから支持を得ています。
• 公式HP：https://www.mappa.co.jp/

4. 東映アニメーション (Toei Animation)

• 代表作: ドラゴンボールシリーズ、ワンピース、セーラームーン
• 注目作品: 『ドラゴンボールDAIMA』
• 会社概要: 東映アニメーションは1956年に設立され、アニメ業界の老舗ともいえる制作会社です。世界的な人気を誇る『ドラゴンボール』や『ワンピース』を制作し、日本アニメを代表する存在です。長編シリーズや劇場版も多く手がけており、国際的な視点からもアニメ業界をリードしています。
• 公式HP：https://www.toei-anim.co.jp/

5. CloverWorks

• 代表作: SPY×FAMILY、約束のネバーランド、ホリミヤ
• 注目作品: 『トリリオンゲーム』
• 会社概要: CloverWorksはA-1 Picturesから分離独立し、2018年に設立されました。若い会社ながらも、すでに多くのヒット作を生み出しています。特にキャラクターデザインの繊細さや、独自の世界観を持つ作品が高く評価されています。現代的なテーマや日常系のアニメに強みを持つ一方で、アクション作品にも対応しています。
• 公式HP：https://cloverworks.co.jp/

6. テレコム・アニメーションフィルム

• 代表作: ルパン三世シリーズ、橙色の風景、メジャー
• 注目作品: 『七つの大罪 黙示録の四騎士 第2期』
• 会社概要: テレコム・アニメーションフィルムは1975年に設立され、『ルパン三世』などの名作アニメを制作してきた歴史ある会社です。キャラクターアニメやアクションアニメで定評があり、物語性と映像美を兼ね備えた作品を手掛けています。長年にわたる技術力の蓄積があり、安定したクオリティでアニメファンから信頼されています。
• 公式HP：https://www.tms-e.co.jp/

7. エイトビット (8bit)

• 代表作: 転生したらスライムだった件、インフィニット・ストラトス、グリザイアシリーズ
• 注目作品: 『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』
• 会社概要: エイトビットは2008年に設立され、独特の作画スタイルと演出が特徴の制作会社です。『転スラ』シリーズや『ブルーロック』のように、独自の世界観やキャラクター性を生かした作品で人気を集めています。アクション、ファンタジー、SFと幅広いジャンルを手がけ、スピード感のあるアニメーションが魅力です。
• 公式HP：https://8bit-studio.co.jp/

8. ぴえろ (Pierrot)

• 代表作: NARUTO、BLEACH、東京喰種
• 注目作品: 『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』
• 会社概要: ぴえろは1979年設立の大手アニメ制作会社で、特に少年漫画原作のアクション作品で高い評価を得ています。『NARUTO』や『BLEACH』といった長編シリーズは世界的にも有名で、ぴえろ独自の作画技術と緻密なアクションシーンが大きな魅力です。ストーリーテリングとキャラクター描写にも力を入れています。
• 公式HP：https://pierrot.jp/

9. ライデンフィルム (LIDENFILMS)

• 代表作: はたらく細胞、東京リベンジャーズ、恋は雨上がりのように
• 注目作品: 『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－ 京都動乱』
• 会社概要: 2012年設立のライデンフィルムは、比較的新しい制作会社ですが、すでに多くのヒット作を持っています。『東京リベンジャーズ』のように、感情に訴えるドラマやアクション作品を得意としており、キャラクターの内面に迫る演出が高く評価されています。作画の安定感もあり、近年注目を集めている会社です。
• 公式HP：https://lidenfilms.jp/

10. White Fox

• 代表作: Re:ゼロから始める異世界生活、シュタインズ・ゲート、アカメが斬る！
• 注目作品: 『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』
• 会社概要: White Foxは2007年に設立され、短期間で世界的なファン層を獲得しました。『Re:ゼロ』シリーズなど、異世界ファンタジー系作品に強みを持ち、感情豊かなキャラクター描写や、美しい背景、緻密なストーリーテリングで知られています。視覚的な演出と感動的な物語展開に定評があり、多くのアニメファンに支持されています。
• 公式HP：https://izu-fox.com/

これからのアニメ業界に必要なスキルは？

2024年のアニメ業界では、デジタル技術や国際的なコラボレーションがますます重要視されています。就活生の皆さんが元請け制作会社に就職を目指すなら、何が求められているのか、どんなスキルを磨けばいいのか、しっかりと把握しておくことが大切です。

デジタル作画のスキルアップ

最近では、デジタル作画がスタンダードになりつつあります。例えば、ufotableのような会社では、アニメーターもCG技術を駆使した作品作りが一般的。クリエイターとしてデジタルツールの使いこなしは必須です。

コミュニケーションの重要性

アニメ制作はチームプレイです。制作進行やディレクターとのコミュニケーションはもちろん、各部門との連携が非常に重要です。特に制作現場では、円滑な意思疎通がクオリティにも直結します。

海外展開を見据えた言語スキル

国際的な作品展開が増える中で、英語や中国語といった言語スキルが重宝されます。グローバルな視点で制作に携わることが求められる時代です。

2024年秋クールアニメ作品のまとめ

2024年の秋クールの新作アニメは、非常に多彩で見ごたえのあるラインナップが揃っています。そして、それを支える元請け制作会社は、作品ごとに独自の強みを持っており、アニメ業界を志す就活生の皆さんにとって非常に参考になる存在です。この記事で紹介したアニメと制作会社を通して、今後の就職活動に役立つ知識を得ていただけたのではないでしょうか？

これから就職活動が本格化する中で、自分の目指す作品や働きたい環境を明確にし、制作会社の特性を理解することが非常に重要です。各会社が持つ技術力や制作スタイルを知ることで、どの会社が自分に合っているかも見えてくるはずです。

自分に合った元請け制作会社を見つけよう

まずは、自分が興味のあるジャンルや作品を手がける制作会社をリストアップしてみましょう。例えば、アクションが好きならBONESやMAPPA、ファンタジー系が好きならA-1 Pictures、バトルものやシリアスなストーリーが得意なufotableやWIT STUDIOが候補になります。

また、小規模なスタジオにも注目しましょう。大手とは違い、少人数の制作会社では幅広い業務に関わることができ、早い段階で経験を積むことができる利点があります。若手でも責任あるポジションに就くチャンスが多いのも魅力です。

ポートフォリオでアピールするポイント

元請け制作会社にクリエイターとして応募する際は、ポートフォリオが非常に重要です。作品を見せる際、ただ完成したものを並べるのではなく、制作過程や自分の工夫点、困難をどう乗り越えたかを明確に説明できるようにしておきましょう。また、応募する制作会社のスタイルや作品に合わせたサンプルを用意することで、よりアピール度が高まります。

特に、デジタル作画やCG技術を使ったサンプルは、現在のアニメ制作現場で非常に重宝されるため、そういった技術を身につけていると強みになります。

業界研究を深めるための情報収集方法

就職活動を成功させるためには、業界研究が欠かせません。特にアニメ業界は、各会社ごとのカラーが強く出るため、実際に制作会社の採用情報やインタビュー記事を参考にして、自分が目指す方向性に合う会社を見つけることが大切です。

加えて、SNSやファンサイトを通じて、クリエイターやアニメファンのリアルな声を拾うことも、業界の動向を知るうえで非常に役立ちます。また、アニメイベントや作品の舞台挨拶などにも積極的に足を運んで、直接制作陣の話を聞く機会を作りましょう。

以下の記事もアニメ業界の職種理解を深めるために参考にしてみてください。

• アニメーター職
• 制作進行職
• 背景美術職
• 撮影職
• ３DCG職アニメーター

おわりに

2024年の秋クールアニメは、見逃せない作品が目白押しで、アニメファンにとっても就職活動中の皆さんにとっても刺激的なシーズンになること間違いなしです。今回紹介した元請け制作会社は、いずれも業界をリードする重要な存在。作品作りの裏側や会社ごとの強みを知ることで、就職活動に向けた視野も広がるでしょう。

アニメ業界は情熱と技術が求められる厳しい世界ですが、その分やりがいも大きいです。自分の目指す道をしっかりと見据え、元請け制作会社を研究し、夢に向かって邁進してください！